理学/作業療法士が知っておくべき最新技術!【自身と患者の為に勉強すべし】

転職

最初に質問です。

理学療法士/作業療法士にとっての「最新技術」とは、なんですか??

・研究内容ですか??
・研修やセミナーで学ぶことですか??
・手技??

答えは、ここでは「NO」です。

理学/作業療法士にとっての「最新技術」とは、なんですか??


答えは、最新の医療系・介護系ビジネスです。

みなさんが思われる「技術」とは、遠い存在にように思えるかもしれませんが、業界用語では、

デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)

通称「DX」という形式(技術)を駆使し、
既存産業(医療や介護業界)の課題に対して、
ITの力を使って革新的に変化をさせる企業の事をいいます。

◎デジタルトランスフォーメーション(DX)の意味
・デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること
・既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすもの


例えば、

・メールが、チャットに置き換わったような
・出前が、Uberに置き換わったような
・診察が、遠隔診療に置き換わっていくような、
・リハビリが、VRに置き換わっていくような、

そんな革新的な技術を指します。



今回は、医療・介護業界で構造変化を起こしている、起こそうとしている
企業(最新技術)をお届けします!

理学/作業療法士が医療・介護業界の「最新技術」を知っておく2つの理由

① 病院以外の「転職先」の一つとなり得るため

いま読んでいただいている方の多くは、理学/作業療法士としての専門性以外にも幅広い知見を身に付けたい、という方が多いと思います。

医療職種が一般企業に転職する際、最初の困り事は、

「どういった会社があるかわからない」

つまり、自分のスキルを活かせる業界を俯瞰視する方法がわからない事で
諦める方が多いです。

② 対面でのリハビリ(治療)以外の方法を知っておく事で患者へより最適な提案ができる


質問
「1.あなたのリハビリ」と「2.YouTubeで配信されているリハビリ」は、どちらが患者にとってコスパがいいですか??


回答
正解はありません。
ただし。患者の状態や理解度によっては、2.の方がいい場合もありますよね?



重要なことは、知らなければ提案ができないという事です。

その為、こちらでは理学/作業療法士がすぐに行える最新の医療系・介護系ビジネスの調査方法をお伝えします。

それではどうぞ!

最新の医療系・介護系ビジネスの調査方法とは?

カオスマップを使いましょう!

画像1

参照
https://mimir-inc.biz/media/expert/interview_telemedicine3/

業界に関わる企業を俯瞰的にまとめたものを、
【カオスマップ】といいます。
業界を把握するには、とてもわかりやすです。


ちなみにいろんな業界のカオスマップがありますので、

例)〇〇業界 カオスマップ、
  介護業界 カオスマップ、

などと検索してみてください。


マップにあるように、医療・介護分野においてもいろいろと細分化されます。気になる会社があれば、検索してみてください。

理学/作業療法士の関わりが強い一般企業を列挙

理学療法士として、関わりが多そうな企業を列挙しておきます。

1.株式会社FiNC Technologies
https://company.finc.com/?utm_source=localseo&utm_medium=google
領域:予防・健康増進

2.株式会社バックテック
http://www.backtech.co.jp/about/
領域:予防・健康増進

3.株式会社Moff
https://jp.moff.mobi/
領域:ヘルスケアデバイス

4.(マップ未記載)株式会社PREVENT
https://prevent.co.jp/
領域:医療データ解析、生活習慣病の重症化予防支援事業等

5.(マップ未記載)株式会社Rehab for JAPAN
https://rehaplan.jp/
領域:介護事業所向けリハビリ特化型SaaS


↑の2・4・5は、理学療法士・作業療法士が代表取締役をされている企業です。

まとめ

・理学/作業療法士にとっての「最新技術」は、医療介護業界以外の分野で患者や利用者の課題を解決するサービスと定義しています

・最新技術を知っておく理由は、「転職先」の一つとなり得る事と、「患者へより最適な提案ができる事」

・調査方法はカオスマップを使いましょう

病院の中だけでなく、広い視野で自分の考える最適解を見つけましょう。

それではまた^^