【理学/作業療法士向け】転職サイトとハローワークを徹底比較!|あなたに合う選択教えます
こうした疑問にお答えします。
どちらを利用するほうがいいのかは、人によって違います。
それぞれの「特徴」や「違い」を知っておけば、どちらを利用したほうが転職活動をスムーズに進めることができるかがわかります。
お読みいただく事で、ハローワークと転職サイト(転職支援サイトや転職エージェント)のメリットとデメリットをそれぞれご紹介し、どんな人に何がおすすめなのかを解説していきます。
そもそも『ハローワーク』とは?
厚生労働省が運営する職業紹介機関で、正式には「公共職業安定所(職安)」と言います。
転職支援サイト、あるいは転職エージェントなどの民間企業と同じで、「求人紹介」をしてくれる転職支援サービスです。
※転職支援サイト・転職エージェントは、以下「転職サイト」と統一
ハローワークと転職サイト、それぞれの「メリット」
ハローワークと転職サイト、それぞれのメリットをご紹介します。
ハローワークのメリット
・紹介後のフォローがあり安心
・強く転職を勧められることが少ない
・各種手当てのと相性がいい
・地元密着で紹介してくれる
理由は、職業安定法の内容に基づいて運営されているためです。
職業安定法 第二節 職業紹介(第十七条)
(職業紹介の地域)
第十七条 公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。
出典:厚生労働省
その為、ハローワークの窓口で求人紹介を受けると、現在の住まいから転居の必要がない範囲の求人を紹介してくれます。
・紹介後のフォローがあり安心
入職後、求人内容と実際の労働条件が異なるような状況にでくわした際に、ハローワーク紹介なら法的対処や是正に対し、責任を持って対処してくれます。
・強く転職を勧められることが少ない
公益性、平等性のスタンスです。
その為、強く求人企業を勧めることが少なく、転職しない方がいいよというアドバイスもあったり、あくまで求職者の意志を尊重してくれます。
・各種手当てのと相性がいい
状況によっては、「失業保険」や「再就職手当」、「就業手当」などの各種手当てに該当する方もいるかと思います。
一体的に手続きが可能な為、処理がスムーズになります。
転職サイトのメリット
・家にいながら転職活動ができる
・履歴書の書き方や面接に関するサポートを受けられる
・自分にあう求人を見つけやすい
転職サイトは、転職者をサポートする事で収益となる職業です。
その為、積極的に転職を支援しますし、その為にwebサービスのデザインや求人内容の質にもこだわっています。
各求人条件を細かく比較しながら、自分の希望に合う求人が探せます。
具体的には、仕事内容、年収など、様々な希望条件で絞り込みもできるため、求人が数多くあっても、非常に探しやすくなっています。
・家にいながら転職活動ができる
スマホで「登録」や担当者へ「相談・お問い合わせ」、「応募 」ができるので、家にいながら転職活動を進められます。
ハローワークにもwebサービスはありますが、ハローワークインターネットサービスで検索される求人は、ハローワークから紹介状を応募書類として求めます。
その為、書面を受け取りに出向かなければなりません。
登録するためにわざわざ出向く必要があるハローワークと比べて、利用のしやすさは大きなメリットと言えるでしょう。
・履歴書の書き方や面接に関するサポートを受けられる
転職サイトにもよりますが、「履歴書の書き方」や「面接に関する指導」をサービスとして提供している場合もあります。
指導方法は、個別形式であったり、不特定多数の利用者と合同で行うセミナー形式など様々です。
ハローワークと転職サイト、それぞれの「デメリット」
ハローワークと転職サイト、それぞれのデメリットをご紹介します。
ハローワークのデメリット
・退職日が決まってないと対応してくれない
・土日祝は休業
・担当者の対応にばらつきがある
役所仕事の一つですので、、事務的に仕事をこなす人いるがまれにいるので注意が必要です。
・退職日が決まってないと対応してくれない
ハローワークで仕事を紹介してもらえるのは、○月△日に現在の仕事を退職すると決まっている人だけです。
公的機関である為、求職者として紹介した後で「実は退職していなかった」など、問題となることを避けるための対策でもあります。
・土日祝は休業
ハローワークは国の施設なので、一部を除き土曜、日曜、祝日は営業していません。
理学療法士・作業療法士は土日休みの人が多いと思いますが、土日が休みだとハローワークには行けません。且つ、平日は17時半くらいに閉まります。
転職サイトのデメリット
・「転職支援サイト」に関しては、対面で転職相談ができない
・転職エージェントサービスは連絡頻度が多い
・活用者が多く競争率が高い
有名病院や企業の求人であったり、条件の良い案件もあるので、1つの求人に応募が殺到することも多々あります。
自身で探している病院や企業があったとしても、応募しても競争率が高く、書類選考の段階で落とされることもあるでしょう…。
・「転職支援サイト」に関しては、対面で転職相談ができない
転職サイトは、「転職支援サイト」と「転職エージェント」に分けられます。
その中でも転職支援サイトは気軽に利用できますが、対面で転職相談はできません。
特に初めて転職する人や、未経験職種に転職する人は、不安も多いので対面で転職相談をしたいかもしれません。
その場合は、転職支援サイトではなく、ハローワークや転職エージェントなど他の転職サービスを利用することをおすすめします。
・転職エージェントサービスは連絡頻度が多い
前述のように、転職を支援する企業は転職を支援することで収益が立ちます。
特に転職エージェントは、一人の求職者に対して一人の担当者がつきます。
丁寧にサポートを受けることができるというメリットもありますが、一方で転職することを決めかねている状況では、進捗確認の連絡や求人案件を紹介するメセージなど連絡頻度が多く感じてしまう場合もあるでしょう。
あなたはどちらを使うべきか?
ハローワークが合う人と、転職サイトが合う人、それぞれ説明します。
ハローワークが合う人はこちら!
・地元で働きたい人
転職サイトは、効率性を優先し都心部に注力しています。
その為、限られた地域での就職や地方での就活希望をする人にはハローワークがオススメです。
また、都市部からUターン、Jターンなど地元での就職を希望する人もハローワークの全国ネットワークで仕事探しができます。
・小規模事業所で働きたい人
登録事業所の内訳として、多いのはやはり小規模事業所です。
求人から採用決定まで無料であることが影響しており、気軽に求人登録ができるのが原因かと思われます。その為、アットホームな雰囲気のある小規模事業所を望んでいる人には向いている求人が多くあります。
転職サイト合う人はこちら!
・大企業や大型病院への転職希望者
前述のように大企業や大型病院は競争率も高くなる為、ハローワークよりも手厚く支援をしてくれる転職サイトの方が内定に有利に働きます。
・高い専門性やマネジメント職での転職希望者
高い専門性やマネジメント職の求人は、ハローワークへの求人登録ではなかなか集まりません。そのため、転職サイトの活用をオススメします。
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まとめ
転職時に必須となる、転職サイトとハローワークを比較しました。
双方のメリット、デメリットを確認した上で、自身の状況や意向に会う転職方法を選択しましょう!^^
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