【理学・作業療法士】未経験転職からのIT転職への道|スキルを活かせます!

起業・副業

・将来のキャリアに不安を感じ、異業種の勉強をしてみたい
・転職し、異業種への挑戦をしてみたい
・IT業界に興味関心がある

こうした疑問にお答えします^^

お読みいただくことで、IT業界の仕事内容や転職方法、必要なスキルが理解できます。

そもそもIT企業とは?

IT企業とは、コンピューターやデータ通信に関する事業を手掛け、サービスを提供する企業をさします。
IT企業は大きく分類すると、

1.インターネット業界関連の端末などのハードウエア開発企業
2.アプリケーションなどのソフトウエア開発企業
3.WEB(PCおよびモバイル)のサイト制作やアプリケーション開発企業
4.ネットを利用するのに必須のプロバイダ、光ファイバーなどの回線などを提供する企業

に分類されます。

IT企業には、どういった職種があるのか?

IT業界の職種
IT業界未経験の方は、具体的にどのような職種があり、どのような業務を担当しているのかを知っておくことが重要です。IT業界の職種を「システム系」「Web系」「その他」に分けて解説します。

システム系の職種

プログラマー
プログラミング言語を用いて、仕様に基づきプログラミングする職種です。
出来上がったプログラムのテストや、エラーの修正なども行います。

システムエンジニア
要件定義、設計を主に担当する職種です。
クライアントと打合せを行い、開発するシステムを明確にして仕様書を作成します。クライアントと仕様を合意した後は、プログラマーから構成されるチームを率いて開発を進めてゆきます。案件によってはシステムエンジニアがプログラミングまで担当することもあります。

Web系の職種

Webデザイナー
Webサイトのデザインを専門的に担当する職業です。
配色やレイアウト等の設計、ユーザーが情報を得やすいように工夫したり、サイト内を回遊しやすくしたりするためのユーザビリティーまで考えてデザインすることが求められます。

Webマーケター
Webマーケターは、インターネットを活用して企業の集客や売り上げ拡大につながる施策を担当する職業です。
具体的には、WEB広告媒体を運用して自社サイトへの集客や販売、問い合わせ誘発に繋げたり、広報用のメディアを立ち上げてユーザーに役立つ情報を提供して集客したり(コンテンツマーケティング)する業務を担当します。

Webディレクター
Webディレクターは、Webサイト制作における責任者ともいえる職種です。
上記デザイナーやエンジニア等から構成されるチームを統率して、プロジェクトの立ち上げから管理進行、品質管理、納品まで担当します。
Webに関する幅広い知識や概念、高いコミュニケーション能力、マネジメント能力が求められます。

その他(システム系・WEB系共通の職種)

営業職
製品やサービスを顧客に提案したり、販売する職種です。
企業によっては、技術的な説明に特化した営業職であるプリセールスという職種がある企業もあります。医療やヘルスケア関連の企業の場合は、医療職からの転職者も多いポジションです。

カスタマーサクセス
顧客に対し、受動的に顧客の要望を満たすためだけをサポートするのではなく、顧客の成功(=事業の成果)と自社の収益とを両立させる事を目指し、能動的に顧客に対して働きかける職種です。

理学・作業療法士に適任は、カスタマーサクセス!

カスタマーサクセスとは、文字通り直訳をすると「顧客の成功」という意味です。

顧客のゴール(=成功)を理解した上で、顧客のリソースやツールの使用状況データなどを分析し、必要なアクションプランなどをガイドしていくというような役割が期待されます。

これは、リハビリテーション業務で行う「予後予測」です。顧客(患者)の成功に対して、何を行うことが一番の支援になるかを考え実行に移します。
その為に、現状の把握を行うことも重要となり、顧客からのヒアリング(問診)、データ解析(視診)など応用できるスキルが十分にあります。

もちろん異常種へのチャレンジですので、スキルアップは前提ですが、十分な適正があります。

また近い業種として「カスタマーサポート」がありますが、一番の違いは「顧客から要望がなくても」こちら側から積極的に顧客がアクションできるように働きかけを行っていくことです。

未経験でも挑戦しやすいIT業種とは?

営業職・カスタマーサクセス
営業職とカスタマーサクセスは、企業によっては同義語として扱われる場合もあります。IT業界未経験者でもっとも転職しやすい職種の一つが営業職・カスタマーサクセスです。

優れたセールスマンは、顧客の「お困りごと」を聞き取り、的確に「解決」を提案することで信用を築き売上をあげていきます。この工程は、理学・作業療法士が日々繰り返している仮説・検証です。業界が変わったとしても共通する部分があります。

また、エンジニアやwebマーケターとして転職したい方もいらっしゃると思いますが、まずは業界内に入ることが重要ですので、転職しやすい営業職・カスタマーサクセスで業界内に転職し研鑚していくことも選択肢の一つです。

Webマーケター
Webマーケターは未経験社にも比較的転職しやすい職種です。
広告ツール呼ばれるデータ集計ソフトなどを扱いますが、これらの習得はそれほど難しくありません。まずは自身でもコンテンツ(ブログなど)を作成し、自身でも広告を運用してみることをオススメします。
また、大きな課題を細分化して捉えるロジカルシンキングや発想力が重視されますが、こちらも理学・作業療法士が日々繰り返している構造化思考の一つです。

IT業界未経験者が就業するまでに必要なこととは?

未経験者OKの求人に応募する

未経験者が就業するには、まずは未経験者OKの求人や企業を見つける必要があります。 求人を検索する場合は、「未経験」をキーワードに含めて検索しましょう。

また、中には独学である程度の知識があるけれども、どのように企業に売り込めば良いか分からないという方もいるかと思います。
そうした方は、転職エージェントに相談し、何をどの程度やってきたか、をまとめてもらい転職に活かすことが重要です。

知識を身に着ける

未経験からの転職も可ですが、やはりある程度独学での知識があるとより転職の難易度は下ります。未経験者の学習サポートサービスを行ってみることもオススメです。

Webマーケター
Webマーケターに求められるスキルは、Webマーケティングやビジネス戦略に関する知識、フェイスブック広告やGoogle AdWordsなどの広告媒体のスキル、ロジカルシンキング、BIツールスキル、データ集計スキルなどです。

Webマーケティングは、「マーケティング・ビジネス実務検定」、「ネットマーケティング検定」「ウェブ解析士」など資格制度が揃っているので未経験でも知識・スキルを身につけることができます。
また、Googleは広告認定資格制度を提供していますので、広告媒体のスキルも事前に身につけることができます。このような資格制度を活用することで、企業にスキルとやる気をアピールすることが重要です。

Webデザイナー
Webデザイナーは、HTMLやCSS、Adobeなどのデザインソフトの基礎スキルが必要となります。そのため、これらをITスクール等で学んで身に付けておくことが前提となります。

ITスクールではWebデザイナーコースが用意されていますので、初めての人でも学びやすいでしょう。応募時にはポートフォリオを作成して、スキルやセンスを採用担当者にPRできるようにすることも大切です。

プログラマー
プログラマーとして転職する場合は、プログラミングスキルがほぼ必須となります。
どの領域に行きたいかで学ぶべき言語が変わりますので、事前に転職サイトの募集要項を参考にして就きたいポジションを明確にしておきましょう。

プログラミングは、未経験者にはハードルが高いためITスクールで基礎から学ぶ方法を選んだ方が身につきやすい傾向にあります。JavaやPHPは半年程度から、Rubyは1~2ヶ月程度の期間で学べるスクールが主流です。卒業後に就職までサポートしてくれるスクールもありますので、未経験者は活用を検討しても良いでしょう。

IT企業への転職活動をする際は

IT業界は移り変わりの早い業界ですので、常に人材不足な業界でもあります。またそうした流れから、未経験でも安心してチャレンジしやすいように研修制度が整っている企業も多くあります。
持ち前の医療職種としての適正を活かしつつ、チャレンジができる業界でもありまう。
自分がどういったことをやりたいのかをキチンと見極め、勇気を持ってチャレンジしていきましょう^^