【採用強化】求職者の「応募」までの導線を構造化する|取組みマインドマップを添付

採用

・採用に困っているけど、何をやった方がいいかな?
・何から手をつけた方がいい?
・いろいろやっているけど、反応(応募)がないのはどうして?

こういった疑問に答えます。

医療・介護サービスでは、経営面においても「患者様や利用者様への対応(サービスの質)」が大きな存在をもっています。
具体的には、適切なサービスを行えば、患者様・利用者様は再来院されますし、口コミにより新たな患者様・利用者様も見込めます。

一方で、医療・介護サービスは、事業モデルを俯瞰しすると「医療・介護人材と患者・利用者のマッチングサービス」でもあります。

つまり、二の次にされがちな「採用」部門ですが、人材無くして事業は成り立ちませんし、継続的な人材の採用ができなければ組織の発展は見込めません。

採用機能を適切に構築することで、安定した経営をめざしましょう。

本記事をお読みいただく事で、採用機能の構築に向けたアクションプランがイメージできると思います。

求職者の「応募」までの導線とは?

求職者の「応募」までの導線は、下記2ステップです。

①:求人をどこかで閲覧する
②:面接の応募する

①が紙面であったり、webであったり、人づてであったりの違い位はありますが、すべて2ステップに当てはまります。

つまり、事業者としてこのような式が成り立ちます。

①求人情報を閲覧される数 × ② 求人情報を見て面接の応募をする率 
            = 応募数

その為、このどちらか、もしくは双方を増加させることで、応募者数を増やすことができます。

取組み①:求人情報を閲覧される数の改善策

具体的な策をお伝えします。

1.ハローワークへ登録
2.デジタルマーケティング(インターネット・モバイル求人サイトへの掲載)
3.新聞折込チラシ、新聞折込求人媒体、新聞求人広告への掲載
4.求人雑誌媒体、フリーペーパー求人への掲載
5.自社ホームページ、SNSでのサイト構築
7.リファラル制度構築
8.養成校への挨拶回り
9.事業所の求人ポスター、求人のぼり旗の設置
10.人材エージェント、人材転職サイトの活用

となります。

正統派の採用施策で言えば、網羅できていると思います。

取組み② 求人情報を見て面接の応募をする率の改善策

こちらは、①に続く項目となります。

求職者が求人票を見たからといって、応募するとは限りません。

※こちらの項目は、「求職者は求人票をみて応募したいと思っていたけど、離脱してしまった。」という前提でお読みください。

また「リアル(現実)」上での改善策と、「web」上での改善策の2項目に分けられます。

「リアル(現実)」上での取組み

こちらは、応募フォームまでの「導線不良」が課題になることが多いです。

例えば広告を見ても応募方法が書いていない、応募方法方法がわからない、といった形でスルーされるケースです。

その為対策として、ポスターなどであればその場で応募ができるように、QRコードを設置するなどの方法が必要です。

ポイントはいかに、応募までの手順を簡素に、且つ明確にするか

です!

「web」上での取組み

こちらは、主にホームページへ求人などを見に来ていただいた後のケースです。

1.フォームの入力項目が多すぎて、ユーザーが入力途中でページから離脱していないか?
2.そもそも、申し込みがわかりにくくはないか?
3.コンテンツが乱立し、目的の情報にたどり着けない状況になっていないか?
4.表示速度が遅くないか?
5.スマホ対応ではできているか?

これらの項目をチェックし改善を行うことが必要になります。

どこから手をつけるのか?

基本的に全て構築する

基本的に、上から全部行うことが重要です。最初は手数が重要です。

理由としては、求職者が転職活動を行う時の活用する媒体数は多くて2つ〜3つです。

その為、同じ内容の情報で良いので、多くの媒体から求職者訴求できるようにしておかなければなりません。

一方で、無料であっても出した求人の管理コストが発生します。
その為、都度修正しなければなっらないのか、放置でいいのかを整理しながら構築してくことが重要です。

マインドマップをご活用ください

上記項目を一枚のマインドマップにまとめました。
こちら!
https://mm.tt/1501789375?t=OdUIFIvxOP

使い方

・自身のマインドマスターへダウンロード
・実施項目をどんどん追加していく

まとめ

応募までの導線は、

①:求人をどこかで閲覧する
②:面接の応募する

に当てはまります。

応募を数を上げる為の取組は、
「①求人情報を閲覧される数 × ② 求人情報を見て面接の応募をする率 」
の式で構成されます。

・そして、具体策は基本的に全部整備を行う、です。質はそれからです。

最後に。採用機能の整備は資産となり、医療・介護サービスの経営面を大きく助けてくれます。
ぜひ適切な構築をめざしましょう。