【新規採用】面接後の不十分対応で、いい人材を逃していませんか??【もう辞退はさせません】
こういった課題にお答えします。
昨今の「面接」は、労働者人口の減少やITによる情報の不均一の解消により、求職者と求人側に優位性などなく、フラットな関係性で進んでいくことが一般的になってきました。
医療・介護事業所のみならず【採用活動】は、「応募」から始まり、「書類選考」「面接」「内定」、そして「雇用契約の締結」まですすんでやっと完結ですので、しっかりと油断せずに進めましょう。
読んでいただくことで、限りなく内定後の辞退を減らすことができます。
「内定後辞退」対策とは??
結論、こちらに注意することが重要です。
②面接時の受け入れ対応(面接官の対応)
③面接時の受け入れ対応(居合わせたスタッフの対応)
詳しく説明します。
前述の通り、求人側も選考される側という意識でお読みください。
①応募者(エージェント)へのレススピード
こちらは、面接前からの対応でもありますが、求職者からのメールや電話での問合せをイメージしています。
基本的に、人間は接触頻度が信頼に繋がると言われています。
その為、求職者が求人票に興味を持ち、質問をしてくれたタイミングで、すぐに回答ができ安心感を与えることで、次のやりとりでより深い部分での疑問や不安感を聞き出すことができます。
面接後のオススメ対応
面接が終わり、面接段階で「採用」の意思が決まっていた場合のオススメ対応です。
「挨拶」メールを送りましょう。(接触頻度を高め信頼に繋ぐことが重要です)
内容は、
・〇〇さんの〇〇や〇〇な点は、大変評価させていただいております!
・お伝えしましたように、選考にあたり1週間ほどお時間をいただきます。
・〇〇さんに関しても、その間ご不明点などありましたら、なんでもご質問くださいね。
という適度にフランクな文面を送ると良いかと思います。
フランクすぎると、求職者としても心理的距離感が高まりすぎたり、「不採用」時に気まずさが懸念され、選考にも影響する可能性があるので適度なフランクさをオススメします。
②面接時の受け入れ対応(面接官の対応)
面接時は2つの顔があります。
面接官の側面
選考する為の要素を的確に入手する役割です。
営業マンの側面
面接という一度キリの場で、入社意思をさらに焚きつけなけばならない役割があります。
前述の通り、求人側も選考をしますが、選考される側でもあります。
また心得としては、面接と選考は別という事です。
選考は面接後に行うものです。面接の場で選考の要素が入ると、上記2つの役割に悪影響が及びます。
例えば、横柄な対応をする方もいますが、それは選ぶ立場にあるという発想から発生していることが多いです。
③面接時の受け入れ対応(居合わせたスタッフの対応)
居合わせたスタッフの対応も、求職者にとっては重要です。
求職者は、その医院や事業所の普段の雰囲気が一番気になります。
そこで、挨拶のないスタッフや、ピリピリとした雰囲気、などを感じ取ると、自体の理由に大きく繋がります。
対策としては、対応の統一を行っておくことが重要です。
・挨拶は元気よく行う
・お茶だしは絶対行う
・自己紹介は自分(スタッフ)から行う
などです。
スタッフの評価制度の一つに導入しても良いと思います。
まとめ
内定後、辞退を減らす取組としては、
・面接前後でレススピードを高め安心を与えることで、コミュニケーション頻度を多くとること
・面接官の面接時の受け入れ対応は、「情報収集をする面接官の側面」の役割と、「入社意思を高める営業マンの側面」の役割を意識すること。
・居合わせたスタッフの受け入れ対応も普段の雰囲気を伝えるために重要。事前に対応を協議し、良い印象を与え入社意思を高めていただけるようにすることが求められる。
・「選考」は、その後で行うもので、面接時に加味する事ではない。